振動台実験

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ステンレス鋼板製パネルタンクの振動台実験の趣旨

最新版の「水道施設耐震工法指針・解説」に基づき 矩形水槽の耐震設計手法をより明確にするため、当工業会はステンレス鋼板製パネルタンクの振動実験を行い、その振動特性を明らかにするとともに、実験値とFEM解析値の比較を行うことで解析モデルおよび解析手法の妥当性を確認する。

振動台実験と解析手法の妥当性について

固有振動数の実験結果に対しFEM解析値は相違なく、解析手法の妥当性が確認された。
以下に振動台実験の概要を示します。

振動台実験用のパネルタンク

タンク寸法:2,000×3,000×3,000 mm
水深:2,700 mm

実験タンク 1

実験タンク 2

定常波加振の振動台実験結果

振動数に対する応答水圧の変化

振動数に対する応答加速度の変化

高さ方向の最大水圧の分布

高さ方向の最大加速度の分布

地震波加振の振動台実験

入力地震波


兵庫県南部地震
(JMA 神戸 NS 50 %)


熊本地震
(本震)(益城町 NS 50 %)


東北地方太平洋沖地震
(七北田中学校 EW 10 %)

各地震波の加振動画


兵庫県南部地震(実験タンク 1)
熊本地震(実験タンク 1)
東北地方太平洋沖地震(実験タンク 1)
兵庫県南部地震(実験タンク 2)
熊本地震(実験タンク 2)
東北地方太平洋沖地震(実験タンク 2)
本実験では、K-NET, KiK-net(防災科学技術研究所)およびSmall-Titan(東北工業大学)の強震記録を使わせて頂いた。ここに、記して謝意を表します。